I-Bストーブ フープバージョン完成 [アルコールストーブ:自作]
試行錯誤を繰り返しつつ、少しずつパワーアップしております。
中身は全然ちがいます。
トルネード燃焼を目指して試作したユニット。
左が前回の記事のもの。一番右がほぼ完成型。
左と真ん中はバーナーヘッドを上に載せていましたが
接合が今ひとつだったので外筒の内側に嵌まるようにしました。
こうした方が密閉性もいいし、筒がジェット炎にあおられて
熱帰還が向上する(ような気がします)。
ジェット孔の数も6、7、9の3種類試作しましたが、
一番しっくりきたのは7孔でした。
本当は8孔も試してみるべきなのですが・・・
下からみたところ。
底はタコ足状態にして外缶の最下部に届くようにしました。
溝はそのまま先端までつながっています。
仮組みで燃焼させてみたところ、
うまく吸い上げているようで残燃料は無し。
バーナーヘッドをはめる直前の写真。溝数は15と18を試して18に決定。
数が多い方が溝が小さくなり、それぞれの大きさも均一になりやすいようです。
また、溝のつぶし具合で燃え方が微妙に変わります。
狭くすれば起動は早くなりますが、
燃焼中にバフッという息継ぎと共に黄炎が頻繁に出たので
つぶし具合は控えめにしてあります。
オープンジェットに比べて
ポットスタンドを少し低くすることができました。
風防の設置を考えると、これもかなりのメリットです。
結果としてかなりマニアックな仕様になってしまいましたが
このユニットは、今後色々と応用ができそう。
次はアロマックスの缶で試してみる予定。
Tetkobaさん、ありがとうございました。
タグ:トルネード
素敵!
ミゾ数の性格や爆沸現象の特徴など、まさにそのとおり。
これからもどんどん進化させてください。期待してます。
by tetk (2013-05-18 10:25)
何度も失敗して、少しづつ溝のご機嫌が分かるようになってきました^^;
副室の気化ガスは全体が暖まってくるとそれなりに出てくるらしく、中盤から火力が上がってきます。
このストーブのように密閉する必要が無ければ、外周にジェット孔を設けて周りから煽るのも面白そうです。
by kmkmr22 (2013-05-18 20:34)
自分にはとても真似できません。
たこ足加工中にたぶん「ウッキー」ってなっちゃいます。
本当にお見事です。
by りるびわ~くす (2013-05-18 22:34)
タコ足は意外と簡単ですよ^^
実は、筒を丸める前に切れ目を入れています。
それぞれの筒を丸めて固定した後にタコ足を折り曲げ、それから内筒を下から押し込むと、足の位置も自然と決まりスルッと入ります。
むしろ大変なのは缶底からリングを切り出した後、筒の大きさに合わせる作業です。ヤスリでチビチビ削りながらやるので、それこそ「ウッキー」となります。
by kmkmr22 (2013-05-19 08:34)